Q&A・補足説明ページ

現在、【第2号議案】の冷風機の購入・寄付に関して多数の質問をいただいております。

 

運営委員会で認識していない情報が非公式に発信されており、一部の方にご心配いただいている点もあるかと思いますので、現状を学校側と協議した上で、会員の皆さまにはより正確にご判断いただけるよう補足説明をさせていただきます。

 

なお、たずさわる委員・役員が使える時間も考慮し、質問については優先度が高いと判断したものから順に回答いたします。質問・回答は順次掲載しページは随時更新していきますので、ご了承ください。

 

<補足説明>

■寄附のルール(寄附可能な物品)

PTAから学校への寄附が原則NGであると誤解されている方がいるようですので説明します。

 

寄附が可能か否かは物によります。法令により学校運営・教育活動にかかる経費で原則として学校で負担すべきとされている物については、寄附申請が通らない可能性が高いと考えられます。例えば、以下のようなものがあげられます。

 

・学校運営、教育活動において必須のもの。学校の備品の維持費  

・学校の建物に工事による取り付けが必要な設備や建物の維持及び修繕にかかる経費

 

一方で、学校運営・教育活動において必須ではなく、あれば子どもたちのより良い教育環境を整えられる物については寄附がOKとされています。

 

さいたま市において具体的に何が寄付申請で通るのか最も確実に判断できる方法は、市の寄附受け入れ実績を確認することです。以下のページに掲載されている物であれば、寄附申請が通るものと判断できます。

市立全小・中・特別支援学校における寄附受入れ状況

https://www.city.saitama.lg.jp/006/015/035/001/p000072.html

 

■学校との寄附の合意

 

寄附の流れについては以下の通りです。

 

①PTA運営委員会と学校間で寄付について合意 → ②PTA臨時総会で寄附に関する議案を可決 → ③教育委員会に対し寄附申請手続きを実施 → ④寄附受け入れ許可 → ⑤PTAで物品購入・寄附の実施

 

現時点で学校側の寄附受け入れ合意が得られてないと認識されている方がいらっしゃるようですが、既にその合意は得ており、現在②を目指している状況です。議案可決により、正式にPTAとして寄附申請が可能になります。

 

※受け入れ実績がある物であれば、当然に必ず学校が寄附を受け入れてくれるわけではないことをお伝えしておきます。

 

特に今回の冷風機に関してはそうです。実際に児童に対して冷風機を使用するためには、その管理と使用の際に教職員の労力・時間の負担が生じます。学校側は、今までになかったその負担をしてでも児童の暑さ対策のために今回の冷風機が必要と判断し、PTA運営員会からの寄附提案に合意いただきました。

 

校長先生、教頭先生、現場の先生方が、PTA運営委員会と同様の考え・気持ちを持っていただいていることで議案の提出にいたっていることをぜひご理解ください。

 

<Q&A>

 

Q1.学校生活に必要なものはPTAが寄附するものではなく、学校を設置しているさいたま市が負担するものと法律で定められていると聞きました。冷風機は寄附できないのではないでしょうか?

 

A.寄附のルール(寄附可能な物品)でご説明した通りですが補足します。

 

冷風機、スポットクーラーについては既に寄附実績があり、「市立全小・中・特別支援学校における寄附受入れ状況」に以下の記載があります。

  

R1 日進中学校   気化式冷風機

 

R2 仲町小学校 冷風機 

  見沼小学校  スポットクーラー

  島小学校   スポットークーラー

  美園小学校   スポットクーラー

  与野西中学校  スポットクーラー

  春野中学校   排熱ダクト付き首振りスポットクーラー

 

R3 植竹小学校  スポットクーラー

  美園中学校  ポータブルクーラー

  春岡小学校  温冷風機

  宮前中学校   ナカトミ大型冷風扇CAF-40

  大宮東小学校  冷風扇

 

R4 沼影小学校  スポットクーラー  

  道祖土小学校 スポットクーラー

  芝原小学校  スポットクーラー

  向小学校   スポットクーラー

  美園北小学校  スポットクーラー 

  与野南中学校  スポットクーラー

  柏崎小学校  冷風扇

 

R5 常盤小学校  スポットクーラー  

  向小学校   スポットクーラー

  美園小学校  スポットクーラー

  大宮東中学校  ブラザーEPスポットクーラー

  春里中学校   ミニクーラー

  八王子中学校  スポットクーラー

 

さいたま市が学校運営、教育活動において必須のものとしているのはエアコン(空調設備)であり、冷風機・スポットクーラーではありません。ゆえに、エアコンについては市が設置の検討をしており、冷風機・スポットクーラーは寄附実績があります。

 

Q2.寄附の総額、単体でも冷風機の金額が高いため寄附申請が通らないのではないでしょうか?

 

A.「金額の高さがさいたま市の寄附受け入れ可否の判断に影響しない」ことは、PTA会長が教育委員会に直接問い合わせて確認済みです。寄附受け入れ実績からもそう判断できます。

 

・総額

R1 常盤小学校 3,854,293円

  沼影小学校 1,962,127円

R2 高砂小学校 2,989,485円

  仲町小学校 1,415,332円

 

近隣の学校で寄附総額の高い事例は上記のとおりです。

ちなみに、浦和別所小学校もR1の金額は1,244,480円と高額です。

 

・冷風機・スポットクーラー単体

R4 沼影小学校  スポットクーラー  324,500円

   美園北小学校  スポットクーラー  387,200円

R5  常盤小学校 スポットクーラー   357,500円

   美園小学校  スポットクーラー 338,250円

 

今回の冷風機に近い金額は上記のとおりです。

またR2については内訳の記載はありませんが、仲町小学校は、冷風機、ポータブルアンプ、MP3プレーヤー、ノータッチ式ディスペンサー、飼育動物えさなどで総額 1,415,332円となっているので、冷風機はおそらく高額なはずです。